生き物を使った英語の表現

はじめての英語、やり直しの英語
ニュースの英語(ツイッターで毎日配信)

日本語にも生き馬の目を抜く(すばやく動く)、猫に小判(価値がわからない)など、生き物を使った表現がありますよね。
英語でも同じです。そういう慣用表現10個をご紹介しましょう。

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日本語にもなっている表現

dark horse = ダークホース、穴馬

※日本語でもそのまま使いますね。評価や知名度は高くなかったが選挙やレースで勝った人、つまり unexpected winner(予期せぬ勝利者)です。
ちなみに本命馬は odd-on favorite

lone wolf = 一匹狼(群れない人)

※ lone = 唯一の、誰もいない (lonely wolf ロンリー ウルフではなく ローンウルフです)
ちなみに類語としては、 alone = 一人の、単独の loneliness = さびしさ、孤独、solitude = 孤独、ひとりぼっち

paper tiger = 張り子のトラ(こけおどし)

※威圧的だったり恐ろしげだったりするが、実際はたいしたことないこと。

「トラの尾を踏む」(非常に危険なことをする)は中国の表現で、そのまま Tread on the tiger’s tail と言ってもニュアンスは伝わるでしょうが、英語では「ライオンのオリに入る」(walk into the lion’s den)という表現があって、ほぼ同じ意味になります。

ニュースでは必須の表現

lame duck = レイムダック(足の不自由なアヒル)

※アメリカの任期終了が迫った大統領などがこう呼ばれます。
日本語に直すと、相撲の「死に体」でしょうか。
そこから挽回することが不可能で、まだ地位にはあるものの権力や影響力が失われた状態を指します。

アヒルといえば

sitting duck = 座っているアヒル(格好の餌食)

※日本語でいう詐欺やギャンブルの「カモ」がこれですね。

経済ニュースでは、特に株式相場を含む金融市場(financial market)で

bull market = ブルマーケット(雄牛の市場)
景気が上向いている状態(強気の相場)

逆に

bear market = ベアマーケット(熊の市場)
景気が下降している状態(弱気の相場)

ニュース報道では昔から使われているのが

red herring = 「赤いニシン」= 燻製にしたニシン

※猟犬は鼻がきき、においで獲物を追跡できますよね。燻製した魚の強烈なにおいを使って追跡を邪魔しようとした犬の訓練に由来するそうです。
いわゆる誤解を招く(意図的な)誤情報を指します。意味としては、SNSで急増しているフェイクニュースに近いかな。

さきほどアヒルが出たので、鳥の表現も少しあげておきましょう。

early bird = 早起き鳥

※早く起きる人、朝型人間、転じて、早く行動に着手する人。
これを使った有名なことわざが The early bird catches the worm. (早起きは三文の得)

これと反対のものが

night owl = 夜のフクロウ


※夜更かしする人、夜型人間。

少し変わった生き物では

snake oil = ヘビの油

※誇大広告やインチキ商品のこと。
かつて関節痛に効くとしてヘビの油が売られていたことから。
21世紀の現代でも、エビデンス(しっかりした根拠)のない真偽不明の民間療法やあやしげな薬の宣伝とかありますよね。

busy bee = 忙しいハチ

※多忙な人、勤勉な人。やることが多くて、「ああ忙しい、ああ忙しい」と(自分から喜んで)言ってるような人のことですが、必ずしも馬鹿にしたり軽蔑したりというニュアンスはありません。

eager beaver = 熱心なビーバー

※頑張り屋のことです。何事にも熱心で情熱を持って取り組む、いわゆる熱い人。

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