話し方の参考にもなり、シャドーイングに最適な3つの名スピーチ

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ここでは、代表的な3つのスピーチを紹介します。

※ここに掲載している動画は、公式チャンネルによるオフィシャルなものです。

英語を勉強している人のなかには、英語は早口で話さなければならないとか、論理的にたたみかけるように、とにかくペラペラと流れるように話さなければならない、という「強迫観念」にかられている人も多いようですが、

そんなことは、まったくありません。

外国語は早口に聞こえるものですが、それはこちらの語彙(ごい)や知識や経験が不足しているだけの話で、これは量的にインプットを増やすことで「慣れ」ます。

こちらが話す言葉については、自分の考えや判断や意思を、自分のペースで、丁寧に言葉にして伝えれば、中身の薄いことを「流暢(りゅうちょう)」にしゃべりまくるより、よほど相手の心に伝わります。

百聞は一見にしかずで、名スピーチと呼ばれている3本を見て/聞いてみましょう(すべて英語の字幕がついています)。

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ゆっくり、ていねいに、にこやかに、わかりやすく: ナーダ・ピティスリーのスピーチ

相手に自分の考えをはっきりと、わかりやすく伝える「お手本」のようなスピーチです。

彼女は日本に英語教師として滞在していた時の「ひらがな」の体験を生かして、英語の発音と綴(つづ)りの差を埋める表現方法(Nardagani reading program)を開発したことで知られています。

自分の言葉で、率直に、簡潔に伝える:スティーヴ・ジョブズ

アップル社の創業者のスティーブ・ジョブズがスタンフォード大学の卒業式で行った、あまりにも有名なスピーチです。

動画サイトに同じ内容のものが何本も掲載されていますが、英語の字幕付きのものを選んでみました。

自分の生い立ち、創業したアップル社からの追放、ガンの宣告という3つの内容を、こむずかしい言葉を使わず、きどらず、率直かつ簡潔に伝えています。

最後の “Stay hungry” “Stay foolish” というメッセージは心にしみます。

正真正銘のクイーンズイングリッシュ:エリザベス女王

イギリスのエリザベス女王の、コロナウイルスに関連するスピーチです。

堂々として、お気持ちがよく伝わってくるスピーチです。

英国議会の開会式でも女王はスピーチをされますが、それはほとんど用意された原稿を読み上げる儀式のようなもので、それとは違う、美辞麗句(びじれいく)とは縁のない、率直なスピーチです。

 

こうした動画をただ聞き流すだけではない活用法については、こちらをご覧ください。
英語の力を向上させる3つの方法:音読、リピーティング、シャドーイング

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